あなたの温かい心を子どもたちが待っています!
■大人が周りにいない子どもたち
かつての日本の子供はおじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、親戚のおじさんおばさんと顔を合わせて話せる環境がありました。また、地域のコミュニティも活発で、近所でのお付合い、お店のおじちゃんおばちゃんからも大人の話を聞いたり、触れ合ったりする機会が日常にありました。
ただ、現代の社会においては核家族化、無縁社会化、家族や地縁コミュニティの希薄化が急速に進み、子供たちにとっても「大人と話をする機会がない」「大人と触れ合う機会がない」ということが切実な問題として横たわっています。
また、シングルマザー、シングルファーザーと呼ばれる親一人と児童という世帯は全国でおよそ100万世帯(親一人未婚の子では362万世帯:平成25年)にもなっており、親以外の「大人から話を聞いたり学んだりする機会がほとんどないまま社会に出て行かざるをえない」という子供たちが相当数いるのが実情です。
「大学ってどんなところ。何を学ぶの?」
「どんな仕事があるの?」
「将来、○○○になるにはどうすればいいんだろう?」
「働くことの意味ってなに?」
「社会ってなんだろう?」
「好きな〇〇のことをもっと知りたい!」
子供たちはそんな素朴な疑問を抱えて生きていますが、そういったモヤモヤした疑問や不安を直接聞ける大人がいないために、情報がないばかりに将来に対しての夢や指針をもてなくなったりしている子もいます。
また、移設の職員さんや学校先生以外に、勇気づけたり、手伝ってくれたり、支援してくれたりしてくれる大人が周りにいない子供たちがたくさんいます。
<最近の活動をちょこっとご紹介: つなぐサポーター有志と連携NPO法人による児童養護施設での流しそうめん大会>
稲城の里山の竹を切り出し&加工するところから、前日準備、当日運営と、大変ながら楽しい時間をいただきました!
■つなぐ語り部が信じるボランティアの意味
私たちは、語り部”(かたりぶ)のボランティアを通して
経験豊かな大人たちが子供たちのため、ボランティアなどを通じて支援し、信頼し合える関係をゆっきりつくっていき、そして、その信頼の元でじっくり話を聴き、語り、ふれあい、ともに学んでいくことが子供たちにとってかけがえのない未来の財産となることと信じています。
社会貢献/ボランティアはシニアの部活です!
一緒ににつなぐ“語り部” ボランティアの仲間として参加してみませんか?