平成28年度対象事業 つなぐいのち基金助成金 支給先決定!
平成28年3月14日に開催されました助成選考員会において、平成28年度対象事業「つなぐいのち基金助成金」の支給先となる3団体がが決定いたいました。
本年度は、21事業の申請と本当に多数の素晴らしい計画を申請いただきました。
基礎調査選考担当、助成選考委員、下記に選定基準に基づき、真摯に審査させていただきました。
≪選考基準≫
・対象となる活動に公益性があること
・子どもの健やかな育成へ及ぼす効果、影響
・他の団体等のモデルになりうる先駆性
・多様な地域住民の関わりや参加度(地域社会との関わりを重視する観点から)地域のニーズに基づく活動であること、ならびにその活動の地域における緊急度
・計画の実施、遂行能力を裏付ける過去の活動実績
・事業目標の明確性、および目標を実現するための事業計画と資金計画の合理性
上記に加えて、当財団のミッションおよびフェーズとのマッチ度、相性や各団体からの情報発信について依頼・期待できる確度なども鑑み、活動や団体の優劣ではなく、あくまで上記を総合的に判断した優先順位での選考となりましたことをご了承いただけましたら幸甚です。
平成28年度対象事業 助成先 3団体と事業の概要
特定非営利活動法人フェアスタートサポート
児童養護施設出身の若手社会人のインタビュー冊子の発行による自立支援・啓発活動
特定非営利活動法人 NGO フク 21 ふらっとホーム
児童養護施設退所者向けのシャアハウスの老朽化した設備の安全対策と食事スペースの改善
特定非営利活動法人バボナタ―レ
児童養護施設の子どもたちへの「ピザ作り体験教室」による「食」の楽しさと地域交流の場の提供
平成28年度対象事業の助成事業は、基礎調査、選考委員会の実施と適宜な審査体制を組みことができ、過去支援ができてなかった領域について活動する団体への助成となりました。養護学校、児童養護施設の子どもを中心とした食を通じた支援、退所者向けの就労支援、住宅支援としてのシェアハウスの安全補修の3団体が対象となりました。
本助成により、これまでより広範な支援について視座を置いた助成を行うことができるようになりました。
次代を担う子どもたちの支援に向けて、1年間一緒によろしくお願いいたします。
最後に、今回申請いただきました各団体様に感謝いたしますとともに、ハンデを有する子どもたちへ支援にまい進され、一層のご発展を心より祈念いたしております。