平成31年度対象事業つなぐいのち基金助成金支給先決定
平成31年度対象事業つなぐいのち基金助成金支給先決定 本当に多数の素晴らしい65事業の中から7団体が決定いたいました 平成31年10月1日に開催されました助成選定委員会および理事会において、平成31年度対象事業「つなぐいのち基金助成金」の支給先となる7団体がが決定いたいました。 本年度は、本当に素晴らしい65事業計画の申請をいただき、誠にありがとうございました。 ■選考についてのご報告 応募事業数 65事業 (正式申請 33事業) 助成決定数 7事業 助成金総額 172万7千円 ■支給先7事業団体 ①特定非営利活動法人 NCMジャパン (前期) https://www.facebook.com/ncmjapan/ 京都市右京区においてこどもの居場所づくり、特に共働き世帯やシングルマザー世帯などの子どもを対象とした居場所づくりです。 京都のこどもの貧困率は全国平均よりも高く、特に共働き世帯・シングルマザー世帯・生活保護世帯の子どもは、一番の接点である親とのコミュニケーションが少ないため、会話が少なく、コミュニケーション作りが不慣れです。そのため学校などの社会的な場所ではコミュニケーション能力が低いため暴力に訴える事柄を起こすこともあります。居場所づくりを通してこどもが安心して話せる・コミュニケーションできる場を創出します。 助成金は居場所支援における文具・消耗品(工作等)や会場費に支出します。 ②(任意団体)あったかキッチン水元 https://kotaro432syd.wixsite.com/kodomo 生活に困難を抱える子どもたちへの食事の提供及び学習支援 ③社会福祉法人埼玉育児院(児童養護施設) http://www.ikujiin.net/ 里親制度普及講座の開催のため。 里親制度普及講座を開催する目的 ①里親になりたい方だけでなく、興味のあるすべての方を対象とし、社会全体の里親制度の認知を深める。 ②県開催している「里親制度入門講座」へ参加者をつなげる。 ④早稲田大学里親研究会 http://www.kawanalab.org/ 早稲田大学里親研究会は、2005年に里親活動の勉強会として小さくスタートし、以後14年間里親だけでなく、当事者(子ども)、施設関係者、弁護士、社会的養護や福祉の研究者など立場の違いからなかなか直接会って話を聴く機会のない立場の人と問題共有するプラットホームとしての役割を果たしてきました。昨年度までは川名氏の計らいで科学研究費を使わせていただいていましたが、退職を機会に費用面で存続の危機に立たされています。しかし、この会の必要性を感じる里親や一般人が事務局を担うことになり、現在、運営方法を模索しているところです。12月には昨年度も参加した日本虐待防止学会に登壇する予定もあり、当団体の有志がまとめたチラシや「新しい社会的養育ビジョンへの要望書」等の冊子化も検討していますので、家庭養育推進の啓発活動の推進のために助成をお願いしたいです。 ⑤特定非営利活動法人フードバンク北九州ライフアゲイン https://fbkitaq.net 「もがるかキッズクラブ」 目的…当団体は、『生まれ育った環境のために、満たされる食事ができない、十分な教育を受けられない、寂しい思いをしている子どもを北九州市からゼロにする。』をミッションとして、フードバンク、子ども食堂の運営など、「子どもの貧困」の解決にむけて取り組んでいます。その中の一つ「教育機会の提供」として、経済的格差の影響を受けやすい「学校外活動」の機会提供、充実にとりくんでいますが、その事業に対して、貴団体助成金を活用させていただきたいと存じます。 ニーズ…昨年度の「もがるかキッズクラブ」では、自然体験と仕事体験に重点を置いて、年間7回の活動を企画し、約250名(別途スタッフ約50名)の参加者がありました。今年度も、自然体験、農業体験などを中心に9回の企画を準備しています。 ⑥特定非営利活動法人great delight https://greatdelight.org/ 子供の貧困課題の解決一助とするべく、スタディークーポン発行・配布事業の企画・推進をしています。(スタディークーポン発行には、公益社団法人チャンスフォーチルドレン様と連携する予定です) その事業推進にあたっての啓発や調査、事務局体制の構築といった部分に、貴団体の助成金活用ができないかと考えております。 ⑦特定非営利活動法人フェアスタートサポート ※継続助成 http://fair-start.co.jp/…
平成28年度対象事業つなぐいのち基金助成金支給先決定
平成28年度対象事業 つなぐいのち基金助成金 支給先決定! 平成28年3月14日に開催されました助成選考員会において、平成28年度対象事業「つなぐいのち基金助成金」の支給先となる3団体がが決定いたいました。 本年度は、21事業の申請と本当に多数の素晴らしい計画を申請いただきました。 基礎調査選考担当、助成選考委員、下記に選定基準に基づき、真摯に審査させていただきました。 ≪選考基準≫ ・対象となる活動に公益性があること ・子どもの健やかな育成へ及ぼす効果、影響 ・他の団体等のモデルになりうる先駆性 ・多様な地域住民の関わりや参加度(地域社会との関わりを重視する観点から)地域のニーズに基づく活動であること、ならびにその活動の地域における緊急度 ・計画の実施、遂行能力を裏付ける過去の活動実績 ・事業目標の明確性、および目標を実現するための事業計画と資金計画の合理性 上記に加えて、当財団のミッションおよびフェーズとのマッチ度、相性や各団体からの情報発信について依頼・期待できる確度なども鑑み、活動や団体の優劣ではなく、あくまで上記を総合的に判断した優先順位での選考となりましたことをご了承いただけましたら幸甚です。 平成28年度対象事業 助成先 3団体と事業の概要 特定非営利活動法人フェアスタートサポート 児童養護施設出身の若手社会人のインタビュー冊子の発行による自立支援・啓発活動 特定非営利活動法人 NGO フク 21 ふらっとホーム 児童養護施設退所者向けのシャアハウスの老朽化した設備の安全対策と食事スペースの改善 特定非営利活動法人バボナタ―レ 児童養護施設の子どもたちへの「ピザ作り体験教室」による「食」の楽しさと地域交流の場の提供 平成28年度対象事業の助成事業は、基礎調査、選考委員会の実施と適宜な審査体制を組みことができ、過去支援ができてなかった領域について活動する団体への助成となりました。養護学校、児童養護施設の子どもを中心とした食を通じた支援、退所者向けの就労支援、住宅支援としてのシェアハウスの安全補修の3団体が対象となりました。 本助成により、これまでより広範な支援について視座を置いた助成を行うことができるようになりました。 次代を担う子どもたちの支援に向けて、1年間一緒によろしくお願いいたします。 最後に、今回申請いただきました各団体様に感謝いたしますとともに、ハンデを有する子どもたちへ支援にまい進され、一層のご発展を心より祈念いたしております。