お知らせ
クラウドファンディング募集開始!
この度は、生きづらさを感じている子供・若者を、社会とつなぐ、ワクワクな新事業を開始し、同時にクラウドファンディングを開始しました。 国内の多くの子供・若者支援事業は進路就職での可視的な成果を条件としているものが多いですが、明日に向けて新たな一歩が踏み出すにも、子供・若者には元気と勇気が足りていません。 そのような子供・若者に、信頼できる社会と出会い、未来への意欲と勇気を育んでもらいたいと考えています。 具体的には、想いある企業からの支援の下、全国の児童青少年支援団体と共に子供・若者が地域と交流できる様々なワクワクイベントを開催していきます。 今回はその第一弾として、文政元年(1818年)から続く老舗和菓子屋「榮太樓總本鋪」の支援の下、冬に北海道産小豆と沖縄産黒糖で作った最高級品のおしるこをみんなで作って食べるイベントを開催します。 子供・若者たちに本物の日本の味を味わって欲しいといった作り手の想いと、子供・若者を応援したい老舗和菓子屋ならではの想いがこもった支援でもあります。 是非ともご覧いただき日本の子供・若者の状況を知って頂きたいと思います。 そして、日本の子供・若者が勇気をもって明日に向けて挑戦できるように、皆様のあたたかな想いを託して頂きたいです。 クラウドファンディングURLのシェア、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。 https://congrant.com/project/tsunaguinochi/12746 *寄付返礼品には、榮太樓總本鋪のきんつばと飴を用意しました。 *当財団への寄付は税の控除対象です。
お知らせ, 助成関連, 告知
2024年助成事業募集開始!
2024年の募集は終了いたしました。ご応募ありがとうございました! 告知 令和6年(2024年)の助成募集は 2024年3月28日(木)から開始となりました。 締切は6月30日(日)17:00の予定となっております。 今年度の助成メニューは2つ用意しております。 ①つなぐ助成 例年通り、何らかのハンデキャップを抱える子どもたちの支援のために助成です。 助成総額は300万円。一団体あたり20~100万円。標準額は30万円を想定しています。 ②長谷川基金助成 2023年設立の冠基金です。児童養護施設(他の社会的養護の施設を含む)を巣立つ子どもたちがより安心して新生活がスタートできるように生活に欠かせない家電製品セット(洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、掃除機など)を基金で新品を購入し、子どもたちへプレゼントする公益事業です。 助成総額は100万円。10名程度の採択を予定しています。 ※長谷川基金について 長谷川基金は、知的障がいを持つ子どもたちの4年間の学びの場「ゆたかカレッジ」を東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡で9校の運営をされている長谷川美栄さん・長谷川正人さんの思いで設立された冠基金です。 お二人は日々「子どもたちの教育支援」をされている中で、これまでに多くの児童養護施設で育った子どもたちとの出逢いがあり、児童養護施設から社会に巣立つにあたっての経済的な問題に度々直面され、胸を痛めていらっしゃいました。実際にご支援もされてきたなかで、「子どもたちの生活支援」として、生活に必要なものを贈りたい、「食べること」を大切にして欲しいという思いにあふれていらっしゃいます。 そのような長谷川さんの思いにより2023年より「長谷川基金」の募集をすることができました。 それでは、素敵な活動の応募を楽しみにお待ちしております。よろしくお願いいたします。 2024年助成事業募集要項はこちら
お知らせ, 助成関連
冠基金 長谷川基金のご案内
公益財団法人つなぐいのち基金 長谷川基金のご案内 当財団は、社会的養護の施設を巣立つ子どもたちを応援するために今年の令和4年度(2023年)から新たに「長谷川基金」を設置し、寄付金募集と児童支援活動を開始しております。 ■概要 本基金は、令和4年度から当財団への寄付により新規開設された新たな基金によるプログラムであり、児童養護施設(他の社会的養護の施設を含む)を巣立つ子どもたちがより安心して新生活がスタートできるように生活に欠かせない家電製品を基金で新品を購入し、子どもたちへプレゼントする公益事業です。 ■事業開始の背景 日本では全国約600の児童養護施設に約3万人の子どもたちが生活しており、17歳から18歳の子どもたち、約3500人が退所を控えています。このような児童養護施設を退所した子どもたちが退所後に最も困ったと感じることは、1位が孤独感(29.6%)、2位が金銭管理(25.4%)、3位が生活費(25.1%)と言われています。 2位と3位を合わせて50.5%と、約半数近くが金銭的問題に悩まされている状況で、将来の夢や目標よりも生活費を優先した進路を選ぶ子どもたちも少なくありません。 すぐに働く道を選ばない限り、施設を巣立つ子どもたちは自立支援貸付金などを活用しつつ、アルバイトなどで生計を立てることになりますが、なかなか簡単なものではありません。そのような厳しい状況下でも夢に向かって頑張っていく子どもたちのために、当財団は新生活に必要な生活必需品をプレゼントすることで退所する子どもたちのこれからの夢を応援したいと考えています。 *参考:全高卒者の進学率は大学等53.2%、専修学校等23.7%であるのに対して、児童養護施設の子どもたちの進学率は大学12.3%、専修学校等10.3%となっています。 *出典:東京都における児童養護施設等退所者へのアンケート調査報告書 ■事業詳細 ・事業予算:年間100万円を基礎原資とします。 ・事業規模:当年の事業予算により10名程度を予定しています。 ・事業対象者:社会的養護の施設を巣立つ予定の18歳の子どもたち(延長措置により退所が遅れる22歳迄の子どもたち) *社会的養護の施設には、児童養護施設、児童自立支援施設、児童心理治療施設、母子生活支援施設、自立援助ホームを含みます。 ・事業内容:社会的養護の施設を巣立った後の生活に必要な家電の現物をプレゼントします。 *現金支給ではなく、当財団と連携した申請施設が対象となる子どもの住所地に現物を手配して頂きます。 ・実施方法:次年度退所予定者を対象者とした社会的養護の施設からの助成応募を年間を通じて1回(2024年は6月までを予定しています)受付し、抽選による採択を予定しています。 *次年度退所予定人数などの情報は開示が必要ですが、個人情報の開示は必要ございません。